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年末が近づくと「来年は丙午らしいね」と耳にすることが増えます。2026年(令和8年)の干支は、十干の「丙(ひのえ)」と十二支の「午(うま)」が組み合わさった丙午(ひのえうま)です
干支(十干十二支)は60種類で一巡するため、丙午は60年に一度巡ってきます。
そもそも丙午って何?──「火」が重なる“勢いの年”
「丙」は“陽の火”を表し、「午」も季節や性質として火の勢いが強まる象徴とされます。つまり丙午は、火のエネルギーが重なりやすい年。
占い的に見ると、勢い・決断・変化が起こりやすい反面、感情が先走りやすい年でもあります。だからこそ、上手に使えば「停滞を抜ける」「一歩踏み出す」には追い風になりやすいんですね。
なぜ丙午は“怖い年”と言われるの?(※迷信の背景)
丙午には、日本で特有に広まった迷信があることも事実です。江戸時代の火事の言い伝えや、八百屋お七の物語が結びつき、女性に対する差別的な噂として広がった、という説明もあります。
ただ、ここは大事なポイントで、医学的・科学的根拠はありません。言い伝えは“文化として残った話”であって、個人の価値を決めるものではないです。
1966年には出生数が大きく動いた(でも“避けた”だけじゃない)
前回の丙午(1966年・昭和41年)は、丙午を意識して出産時期を調整する動きが広く起き、出生数が大きく落ち込んだことが分析されています。
さらに興味深いのは、翌年に出生が戻るなど、数年単位で“山―谷―山”の動きが見られる点。つまり「怖いからやめた」という単純な話ではなく、当時の人々が情報に影響を受け、計画的にタイミングをずらした側面があった、という見方です。
2026年を前向きに活かす3つのコツ
丙午を“特別な年”として意識するなら、私は次の3つをおすすめします。
- 勢いを「小さく使う」
いきなり大勝負より、毎日の小さな決断を早くする。先延ばし癖を1つやめるだけでも流れが変わります。 - 火が強い年ほど「休む予定」を先に入れる
頑張れる年ほど燃え尽きやすい。睡眠・休息・人に頼る日をスケジュール化しておくと安定します。 - うわさに飲まれず、自分の軸で選ぶ
丙午の話題はセンシティブになりがちです。誰かを決めつけない、必要以上に怖がらない。それだけで運気の使い方が上手になります。
まとめ
来年(2026年)は、60年に一度の丙午(ひのえうま)。
迷信に振り回される年ではなく、火の勢いを「行動」と「整え」に変えて、人生を一段進める年にしていきましょう。
