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占いブログやSNS投稿が増えている今、気を付けたいのが「著作権」の問題。特にタロットカードやルノルマンカードなど、絵柄のあるカードを使うときや、特定の占術を説明するときには、知らず知らずに著作権を侵害してしまう可能性があります。
今回は、占いを発信する人が押さえておきたい著作権の基本と、安心して使える方法について解説します。
占いにも「著作権」がある?
意外かもしれませんが、占いの世界でも著作権は存在します。
例えば、以下のようなものが著作権の対象となる場合があります。
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特定の占術の名称や理論
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書籍に載っている占いの解釈や表現
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オリジナルカードの絵柄・構成
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占いソフトやアプリの設計・データ
つまり、「ネットで拾ったカード画像」や「誰かがまとめた星座の特徴表」などをそのまま使うと、著作権侵害になるリスクがあるのです。
タロット・ルノルマン・オラクルカードは要注意
市販の占いカード(特にイラストが入っているもの)には、著作権があるものがほとんど。
以下の点に注意しましょう。
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商品パッケージや公式サイトから画像を転載するのはNG
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著作権者が「商用利用不可」としている画像を使用しない
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書籍に掲載されたカードの解説文をコピペしない
特にSNSやWordPressブログは“公開の場”です。販売目的でなくても、「商用」とみなされるケースがあります。
安心して使える方法はあるの?
はい、以下のような方法なら比較的安心して使えます。
① 自分で撮った写真やスキャン画像
※カードの著作権があなたにない場合は、「私的利用の範囲」にとどめること。
② 著作権フリーのカードや素材を使う
PixabayやUnsplashなど、商用利用OKの素材サイトで「tarot」「divination」などと検索してみましょう。
③ 公式ライセンス付き素材を購入
イラストAC、Canva Pro、Shutterstockなどで「商用利用可」な画像を使うのも安心です。
④ 自作カードを使う(イラストを描いてもらうなど)
AIやイラストレーターと契約して、自分だけのオリジナルカードを作るのもおすすめです。
「文章」も注意が必要!
絵だけでなく、「言葉」も著作物になり得ます。
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書籍の冒頭説明文
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カード1枚ずつの意味
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占星術の性格診断の文言 など
自分の言葉で書き換える「リライト」はOKですが、コピペはNG。似たような内容でも言い回しや構成をオリジナルにすることが大切です。
著作権を守って、安心して占いを発信しよう
占いは“ひらめき”と“言葉”の世界。その一方で、他人が大切に作った世界を守ることも、同じくらい大切です。
自分らしい言葉と、自分で描いた世界で、安心して発信していくためにも、著作権についての知識は占い師や発信者にとって必要不可欠。
「これって使っていいのかな?」と思ったら、まず調べて、わからなければ使用を控える。それが誠実な発信の第一歩です。
